クリーニング屋さんが教える苦い”アルカリ性”の特徴と使い方。
苦味を感じる食べ物はアルカリ性のものが多いです。
身近にあり聴き慣れている言葉だけど、どういったものなのか?いまいち分からないアルカリ性の性質をクリーニング屋さんが解説していきます。
アルカリ性
アルカリの持つ性質。水溶液中で水酸イオンを生じて、赤色リトマスを青変させ、溶液が7より大きい pH を示す。
アルカリ性の特徴
アルカリ性の水溶液は苦味があり、触るとヌルヌルした感じがします。
アルカリ性はタンパク質や油脂などを分解するので、衣類についた皮脂汚れやキッチン周りの油汚れに効果的です。
また、生乾きのニオイやシンク・お風呂場の排水溝などの、不快なニオイの元となる細菌の腐敗臭などの酸性物質を、アルカリ性でかき消し消臭します。
身近なアルカリ性の薬品
粉末の洗濯用洗剤・石けん・重曹・セスキソーダ・過炭酸ナトリウム・塩素系漂白剤などがあります。
アルカリ性はphという単位で8〜14の数字で表され、数字が大きいほどアルカリ性が高くなります。
0〜3強酸性・4〜6弱酸性・7中性・8〜10弱アルカリ性・11〜14強アルカリ性となります。
粉末の洗濯用洗剤・石けん(ph~11)
重曹(pH8.2)・セスキソーダ(pH9.8)・過炭酸ナトリウム(pH10.5)
塩素系漂白剤の成分である次亜塩素酸ナトリウム(ph12.5~13.5)・水酸化ナトリウム(ph14)
使い方
まとめ
アルカリ性の使い方は、不快なニオイの原因の、細菌などの腐敗臭や油脂などを分解するので、衣類についた皮脂汚れやキッチン周りの油汚れに効果的だという事です。