プロのクリーニング屋さんが教える”コーヒー”のしみ抜き方法。
コーヒーは飲む機会が多く、こぼしてしみになるケースも必然的に多くなります。コーヒーのしみは上手にやれば自宅でもしみ抜きすることは可能です。
コーヒー
コーヒー豆は、水分、灰分、脂肪、粗繊維、粗糖分、粗タンパクおよびカフェインなどの成分から成り立っている。
コーヒーのしみ抜き
コーヒーには赤ワインと同じくらいたくさんのポリフェノールが含まれていますので、色素が定着すると通常の洗濯では色素が残る可能性があります。
コーヒーは、ミルク入りとミルク無しでしみ抜きのやり方が変わります。
ミルク無しでは水溶性のしみ抜き剤のみを使い、ミルク入りでは水溶性のしみ抜き剤と油溶性のしみ抜き剤の二つを使いしみ抜きを行います。
コーヒーのしみ抜き(ミルク入り)
ミルク入りの場合はまず最初に、ミルクの油脂分を除去するために油溶性のしみ抜きを行います。
使うアイテムは三つ、クレンジングオイル・食器用洗剤・歯ブラシです。
油溶性のしみ抜きのやり方はこちら。
コーヒーのしみ抜き(ミルク無し)
ミルク無しの場合は、水溶性のしみ抜きを行います。
使うアイテムは四つ、粉末酸素系漂白剤・液体酸素系漂白剤・食器用洗剤・歯ブラシです。
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水溶性のしみ抜きのやり方はこちら。
色素が残留したら?
コーヒーには赤ワインと同じくらいたくさんのポリフェノールが含まれていますので、色素が定着するとしみ抜きを行っても色素が残る可能性があります。
ポリフェノールであるタンニン系の色素は、”酸”で分解されるためクエン酸を使うことで色素を除去してくれますので、しみ抜き後に色素が残るようであれば、クエン酸を残った部分に付けて歯ブラシで繊維に浸透させましょう。
クエン酸使用後は軽く濯ぎ、洗濯機に入れましょう。
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まとめ
コーヒーのしみ抜きのポイントは、しっかりと歯ブラシでしみ抜き剤を繊維に浸透させることです。
ポリフェノールであるタンニン系の色素は、繊維に定着すると非常に除去しづらいので、油性のしみ抜き・水溶性のしみ抜き・クエン酸をしっかりと奥まで浸透させましょう。