クリーニング屋さんが教える”アイロン”の裏技とスチーム機能の使い方。
家事の中で面倒なアイロンがけ。
洗濯して、干して、取り込んで、たたんで、アイロン出して、電源入れて、あったまるまで待って、いざアイロンがけになったら思うようにキレイにならなかったり。
アイロンの種類
家庭用のアイロンはたくさんの種類がありますが、大きく分けてコードレスか有線かの二種類です。
長時間アイロンがけをする方は有線で、量が少ない方はコードレスがおすすめです。
アイロンは電力消費が高いので、コードレスだとパワーがもの足りません。
形
アイロンの形でスタンダードなのは三角形の先が細くなっているタイプや、丸みを帯びた楕円形のものが多く見られます。
三角形タイプ
Yシャツやブラウスなどを頻繁にアイロンがけする方は三角形タイプがおすすめです。
Yシャツやブラウスは袖や背中にプリーツがあるので、先が尖った三角形タイプが適しています。
クリーニング屋さんではほぼ100%この形です。
楕円形タイプ
楕円形タイプは、家庭で使用するにはバランスの取れた形だと思います。
普段あまりアイロンを使わない方なら楕円形のもので十分です。
スチーム機能
スチームは、洗濯の脱水時についたきついシワを伸ばす時に使います。
スチームで消えない場合は、霧吹きで水をかけてアイロンをかけましょう。
スチームだけでシワが消える素材もあるので、その場合は洋服をハンガーにかけたままスチームをかけ、反対の手で服を引っ張りながらスチームをかけるとシワが伸びやすいです。
アイロンのスチームは、除菌や匂いを軽減させる効果もあるので、タバコや焼肉の匂いなどが付いた服はスチームをたくさんかけておきましょう。
アイロンのスチームでは除去できない場合は、ハンディスチーマーなどを使うとより効果的です。
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こちらはアイリスオオヤマのスチーマーで、大量のスチームが5分以上出て、尚且つアイロンにもなり、色々応用が出来るのでコスパが良いです。
アイロンの裏技
洗濯物を取り込んだ後にすぐたたみたいのにアイロンがけは面倒。
思うようにシワも伸びなくて、スチームや霧吹きを使ってやるのも面倒。
クリーニング屋さんでは当たり前にやっている裏技があります。
それは干す前にアイロンがけをすること。
洗った後に濡れたままアイロンをかけますので、スチームも入りませんし霧吹きも入りません。
全体が濡れた状態なのでシワも伸びやすいです。
ある程度かけたらそのまま干しましょう。
かけるときは半分乾く程度でOK。しっかりシワを伸ばしたい方は完全に乾くまでかけましょう。
まとめ
乾燥機を使って乾かすと洗濯時についたシワも自然に伸ばしてくれます。
家庭でのアイロンがけは手間ですが、ピシッとアイロンがかかっていると気持ちがいいものです。
ちなみに私は20年近くアイロンを使っていますが今でもヤケドします。