プロのクリーニング屋さんが教える”クレヨン”のしみ抜き方法。
子供がいる家庭ではつきやすいクレヨンのしみは、家庭の洗濯では落ちず、ひと手間かける必要があります。
クレヨン
絵画用の絵具の一種。パラフィン,脂肪酸,琺瑯などを溶融し,顔料を添加,混和して棒状にしたもの。フランス語では単に鉛筆を意味し,日本でいうクレヨンはクレヨン・パステルと呼ばれる。
クレヨンのしみ抜き
クレヨンは石油由来のパラフィンワックスと顔料から作られますが、パステルはクレヨンの原材料とオイルから作られます。
油分を含んでいるため、洗濯での水洗いでは油分が水を弾くため、しみが落ちずに残ってしまいます。
しみ抜きでは、油分を除去する為に油溶性のしみ抜きをする必要があります。
油溶性のしみ抜き
使うアイテムは三つ、クレンジングオイル・食器用洗剤・歯ブラシです。
詳しいやり方はこちら。
まとめ
クレヨンのしみ抜きのコツは、歯ブラシでじっくりとしみと繊維に刺激を与えてあげる事です。
クレヨンの成分を溶かすためには、クレヨン全体をしみ抜き剤で包み込んで溶かす時間が必要です。
しみ抜き剤をちょんちょんと付けただけでは、表面だけにしみ抜き剤が付くだけで中まで浸透せずに、結果全然落ちません。
上手にしみ抜きするには、細かい繊維の歯ブラシでしっかりとしみ抜き剤を浸透させる事です。