クリーニング屋さんの繁忙期と閑散期。賢い利用の仕方。
春夏秋冬と季節によって着る洋服は変わっていきます。
少し前までは、春と秋の季節の境目で行われる衣替えは割とはっきりと決まっていましたが、近年では気候の変化や時代の流れの中で衣替えの風習は薄くなってきているようです。
衣替え
衣替えをしている方はどれだけいるでしょうか?
一般的に、暖かくなる4月頃に冬服と春夏の服を入れ替え、気温が下がる10月頃に夏服と秋冬の服を入れ替えるのが風習としてありましたが、長くクリーニングの仕事をしていますが、その衣替えの境目がなくなってきていると実感しています。
ほとんどのクリーニング店では、衣替えの時期の春と秋に合わせてセールを行うのが一般的ですが、特に秋の衣替えの時期はクリーニングを利用する方が減っているようです。
繁忙期と閑散期
クリーニング店には繁忙期と閑散期があります。
衣替えの春と秋に合わせてセールを行い品物をたくさん集めるので、この衣替えの時期は繁忙期となり、1年で一番忙しい時期になります。
逆にその時期以外は閑散期となります。
特に、汗をかかずコートやダウンが手放せない1月、2月の真冬にはクリーニング需要は一番下がります。
繁忙期
1年で一番多く品物が集まる春の時期は、セールの効果もありクリーニング店には品物が溢れ返ります。
セールを行い品物が溢れかえると言うことは、クオリティに直結します。
これは一般クリーニングも高級クリーニングも同じです。
少なからず繁忙期には、技術的なものはもちろんですが、納期やクリーニング店の接客対応なども変わってきます。
逆に、繁忙期にも閑散期と同じようなクオリティや納期、接客対応などが出来ているクリーニング店は信頼できるクリーニング店だと言えます。
閑散期
1月、2月にはクリーニング需要が下がります。
この時期は、春の衣替えの時期に備え、従業員の技術・知識の向上や機械のメンテナンスなどを行います。
クオリティや接客対応などは一番安定している時期なので、大事な洋服の相談などはこの時期にすると良いでしょう。
時間帯
クリーニング店が忙しくなる曜日は土曜日と日曜日で、時間帯は受け渡しをする午前中と夕方に集中します。
それ以外の時間は比較的に落ち着いているので、混雑を避けたい方や品物の相談などは土日と午前中・夕方以外を選ぶと良いでしょう。
まとめ
サービス業全般には、忙しい時期や時間帯などは少なからずあると思います。
クリーニング店の繁忙期や閑散期を知り上手に利用しましょう。